駐車場と賃貸物件(距離等)

駐車場と賃貸物件の関係について、もう少しお話し致します。
今回は賃貸物件から駐車場までの距離について。

部屋にいるあいだ自分の車を停めておく駐車場ですから、当然物件から駐車場までの距離が短い方が良いものです。
しかし、建物同士が密集している都市部となると、駐車場を有している賃貸物件なんて珍しいくらいですし、あっても駐車場までの距離が離れているもの。
それでも、駐車場付きの賃貸物件があれば車所有者にはやはり重宝されます。
なければ、お近くの月極駐車場などを利用しなければいけません。

この賃貸物件から駐車場までの距離が近ければ近いほど良いという考えですが・・・地方になるとその考えが一変します。
といっても、遠くても良いなんて考えられているのではありません。
地方にとって車所有が当たり前で、駐車場付きの賃貸物件も当たり前と考えられているように、賃貸物件と駐車場が隣接していて当たり前という考えとなっているのです。
道路を挟んでいるだけでも有り得ないとの考え方さえあります。

地方は都市部ほど建物や施設が密集しておらず、またひとつひとつの土地もそれなりの広さがあるため、賃貸物件から駐車場まで距離を置く理由が無いのですね。
車は移動手段だけでなく、物を運ぶ手段としても利用されます。
大きめの家具を買って、配送を利用せず自分の車で持ち帰った場合、駐車場から賃貸物件まであまり距離があっては運び入れられない・・・ということにもなるわけです。

もし都市部にお住まいの方が、こういった地方の事情を知らずに地方で不動産投資をしようとするとどうなるでしょう。
土地が広いからなるべく部屋数の多い賃貸マンションを建てて、駐車場は少し離れたところに・・・なんて考えていては、目論見通りの利用者はほとんど現れません。
駐車場付きでない賃貸物件だと言うに及ばずです。

駐車場と賃貸物件(賃料)

駐車場と賃貸の関係ということで、今回は駐車場付き賃貸物件についてのお話です。
駐車場と賃貸物件の関係は、都市部と地方では大きく異なります。
都市部では電車やバス等の公共交通機関が発達しているため、自家用車が無くとも生活は充分可能です。
車なんて持っていても税金、保険、駐車料金などで出費がかさむだけだし、運転免許証さえ持っていないという人も珍しくありません。

対し、地方ともなると車がなくては生活がままならないほど。
もっとも近いバス停までも1km以上の距離があったり、運行時間も1時間に1本というのが当たり前なくらいです(1kmや1時間なんてまだマシな方ですが)
車がなくては、通勤は当然のこと買い物さえ難しいのですね。

そのため、地方で賃貸物件を探すとなると、当然駐車場付きの物件を探し求めることになります。
まれに駐車場のない賃貸物件があったとしても、それは人気が無いばかりか敬遠される物件となることでしょう。

ただ、そんな地方でも駐車場の賃料も必要です。
一家族につき、所有している車が2台の場合もあれば1台の場合もありますからね。
一昔前であれば駐車場の利用なんて当たり前でしたので、駐車場の賃料なんてものは必要無かったのですが・・・(アパート等の部屋代のみ)

とはいえ、ほぼ必ず必要となる駐車場の賃料ですから、それほど高額ではありません。
地域によりますがだいたい3千~5千ほどと、比較的良心的な額となっています。

地方では安い駐車場の賃料。
これが都市部となると・・・まず桁が変わります。
都市部では車所有=富裕層(もしくは高給取り)との見方さえあるため、簡単に1万~2万ほどがかかってしまうのですね。

駐車場にありがちなトラブル

駐車場も不動産の一種です。
数ある不動産の中でも賃貸アパートやマンションにはトラブルはつきものだとは言いますが、賃貸の駐車場ではどうでしょうか。

賃貸アパートやマンションであれば、トラブルのパターンとして多いのが居住者間に起こるトラブルです。
例え部屋は違っても同じ建物の中で暮らしていることには変わりないので、他人の存在が自分の生活に影響を及ぼすことは多々あります。

対し、駐車場は車を停めておくだけのところなので、他人の車は有っても、本人がそこにいるということは滅多にありません。
車に乗りにやって来ては、駐車していく。
それ以外にはほぼ無人のスペースなのです。

そんな駐車場に起こるトラブルは、無人だからこそ起こるトラブルもあります。
車の持ち主も経営者もいない空間で起こってしまうトラブル・・・そう、セキュリティに関するトラブルですね。
人気のない駐車場というのは、かっこうの犯罪の場となります。
車上荒らしだとか重度のものでなくとも、心ない誰かが車を傷つけて行くなどという悪戯の対象にもなってしまいます。
加害者にとっては気軽な悪戯でも、被害者にとっては大切な車ですから、精神的なダメージも大きいものですよね。

これだけなら借り手にとってのトラブルですが、経営者にとっても管理責任を追及されるといったトラブルへと繋がることもあります。
とはいえ、駐車場は賃貸マンションなどとは違い経営者が四六時中そこにいるものではありませんので、弁償するほどの義務はないのですが・・・

駐車場の現状と経営

2006年に道路交通法が改正され、違法駐車の取り締まりが厳しくなったのは記憶に新しいことでしょう。
車を持っていない方にとっては大した問題ではないかもしれませんが、普段から車を頻繁に使用している人たちにとっては関心高いことです。
ほんの数分間、手前の店に用があるために路上駐車(停車)しているだけでも取り締まりの対象となるのです。
たった数分間であれば、わざわざ離れたところにある専用駐車場へ停めてその距離を歩くなんて避けたいところではありますが・・・
しかし、これも安全のためと考えると、必要な改正だったのだろうとは思いますが。

違法駐車の取り締まりが厳しくなったのは、当然それまでの路上駐車等の問題が大きかったためでもあります。
地域差はありますが、日本には車の保有台数が多いわりに駐車場が少ないという現状があります。
駐車場ではないけれど、停められる所に停車しておく・・・それが違法駐車となっていたわけです。

しかし、2006年の道路交通法改正を受けて、そのような甘えは許されなくなりました。
そのため、駐車場が少しでも空いていれば、すぐにそこへ利用者表れるという状況です。
駐車場が足りていないのは現在でも同じことですから、今という時期に駐車場を始めるのは、土地活用の中でもお勧めできることです。
もちろん、借り手にとって魅力的な条件は必要です。
駅近、低料金、セキュリティ、賃貸プランなど・・・
これらの条件さえ良好なものが揃っていれば、今すぐにでも駐車場経営を始めたいところですね。

駐車場の形

土地活用で駐車場を賃貸経営する場合の話の続きです。
前回、更地のままでの駐車場経営はお勧めできないと述べさせていただきました。
その理由は簡単で、人気が無いためです。

自分が駐車場利用者だった場合、地面が土や砂利のままの駐車場はなるべくなら避けたいですよね。
雨の日には自分も車も泥まみれになりますし、タイヤで地面が削れますから水溜りが出来てしまいます。
砂利になっていてもそれはそれで歩きにくいことこの上ないですし、ガタつく分車にかかる負担も大きくなります。

こんな状態の悪い駐車場では高い賃料を取ることもできません。
どんなに安くしていても、ほとんど更地と同じ状態なのだから「無料にしろ」とさえ言われてしまいそうです(汗)
例え駅や繁華街に近く賃料が安くても、多少遠いアスファルトの駐車場と比較すると、それこそ賃料が無料でないとアスファルトの方を選ぶ人が半数を超えるのではないでしょうか?

駐車場を賃貸経営するなら、最低限アスファルト舗装はしておきたいですね。
アスファルト舗装がされているかどうかの違いだけでも、利用者の集まり具合は大きく変わりますし、またそれだけで構築物と認められるので税金や土地評価が変わります。

ただ、上記でアスファルト舗装が必要最低限とは述べたものの、犯罪の多い現代社会に対応するなら照明も付けておきたいところ。
夜に明かりを灯すだけでも、車上荒らしを始めとした犯罪の可能性を低くできます。
・・・とはいえ、気の強い車上荒らしは昼夜問わず発生するものですけど。

駐車場で土地活用

土地活用とは、更地のまま保有している土地をどのように活用するかです。
アパートやマンションを建てるも良し、オフィスビルを建てるも良し・・・そうして賃貸することによって家賃収入を得ます。
土地活用の定番といえばアパート経営ですが、更なる定番に駐車場経営があります。
アパート経営の場合はまずアパートを建てなくてはなりませんが、駐車場ならいっそのこと更地のままでも行えますからね。
(とはいえ更地での駐車場経営はお勧めできませんが)

土地活用には上記のとおり、アパート、マンション、オフィスビル、そして駐車場などの様々な方法があります。
これらのうちどの方法を取るのがいちばん良いかは、一概には定められません。
土地の場所による交通の利便性を考慮しなくてはなりませんし、果たしてご自身が問題なく経営していけるかどうかも方法によって異なります。
駅やバス停から遠く離れた地に駐車スペースもないアパートを建てても、入居者はなかなか見つからないでしょう。
歓楽街のど真ん中にオフィスビルを建てても、そこに真面目な会社は入らないかも(笑)

駐車場の場合も同じことが言えます。
駐車場に適した土地もあれば、駐車場は諦めて他の方法をとる方が良い場合もあるのです。
もし土地が駅前や繁華街にほど近い場所にあるなら、そんな土地こそ駐車場にすると良いかもしれませんね。
駅前なら駅利用者のための月極駐車場にすると重宝されますし、繁華街なら買い物客のための時間制駐車場にすると利用者も多いでしょう。

駐車場と車の大きさ

駐車場の相場についての口コミなどを見ていると、地方と都心では倍以上もの差があって「カルチャーショックを覚えた」という方が多いようですね。
お仲間が多いようで何よりです(笑)
地方住まいの者にとって車は生活必需品でしかありませんが、都会に住む人にとって車所有はステータスでもあることの理由が、この駐車場料金にもある気がします・・・

駐車場の料金は当然ながら地域によっても違いますが、車種によっても違うことをご存知でしょうか。
車の大きさが違えば当然必要な広さも違うので、それに合わせた料金が必要となるのです。
ほんの僅かな差ですが、駐車場の形や設置物の関係で軽四しか停められないスペースも珍しくありません。
デパートの屋上駐車場にも「軽」と書かれた駐車スペースがありますね。

最近は小回りが効いて税金も安い軽四が人気を集めていますが、同時に大きな車にも人気が高まっています。
車の幅や長さがやや大きめというだけでも、利用できない駐車場は少なくありませんしね。
特に車高に関しては注意が必要ですよ。
駐車場に入ることさえ儘ならないというのでは、それは既に料金以前の問題です。
とはいえ、車もそう簡単に買い替えられるものではありませんが・・・

車の大きさに関しては、駐車場経営者にも同じことがいえます。
前回の契約者が集まらない理由には含めませんでしたが、契約者が現れない原因のひとつに、駐車スペースや駐車場の入口の広さが持っている車に合わないというのがあるのです。
先ほども述べた通り、ここ最近は大きな車にも人気が寄せられています。
あらゆる大きさの自家用車に対応できる、余裕のある駐車場が望ましいですね。

駐車場の経営難

たまに、月極駐車場に立てられている看板で「駐車場用地を募集しています」というのを見かけます。
これは、言い換えれば「土地活用として駐車場を経営しませんか」ということ。
土地活用というのは、持っている土地を更地のままにしておかないで何か建物を建てたりして活用することで、そのうちのひとつに駐車場経営というのがあるのです。

しかし、現在多くの駐車場経営者は経営難に際しています。
経営難・・・つまり、契約者がなかなか現れないということ。
土地活用として駐車場を経営するとどんなメリットが生じるかというと、契約者からの賃金を利益として得られるというのが最大のメリットなのですが、その肝心の契約者が集まらないのでは話になりませんよね。

何故契約者が表れないのでしょう?
原因としては、まず初期費用が高いというのが挙げられますね。
月極駐車場は賃貸の一種なので、賃金の他保証金なども必要となります。
それから、ひと月あたりの月極賃金が高いのと、車庫証明の発行手数料が高いというのも原因のひとつ。
以前、東京と地方の駐車場料金の差について話題とさせていただきましたが、何度考えてみても・・・仕方がないとはいえ東京はやはり高いです(汗)

これらの原因を解消するには、まず賃金を安くすることが最も効果的です。
いえ、口で言う程簡単なことではないことくらい判ります。
しかし、空きがある状態の収入と満車状態の収入とでは、かなりの差があるのも事実です。
少しくらい安くしてでも、満車状態にしたくはありませんか?

初期費用や車庫証明については、サービスするのもひとつの手です。
最近では車庫証明手数料や保証金を無料としている駐車場も少なくありません。
もし、初期費用が高いままでは、他の駐車場から移ろうにも移れませんしね。

月極駐車場について

当サイトで扱っている駐車場とは、ショッピング街などへお出かけの際に短時間の間車を停めておけるコインパーキングなどではありません。
ひと月~年年単位で駐車スペースを契約して借りれる、不動産の一種としての駐車場です。
街中のふとした箇所に「月極駐車場」という文字を見かけることはないでしょうか。
この月極駐車場が、まさにそれにあたります。

「月極」は「つきぎめ」と読みます。
「月極駐車場」となるとまるで何かの商品名のようにも感じられ、駐車サービスを提供している会社のようにも思われていると聞きますが、月極駐車場とは数ある駐車場の種類ですのでお間違えなく。

月極駐車場とは、その名のとおり月単位で契約する駐車場のことです。
駐車場とはいえ契約方法は多くが賃貸物件と同じ手法で、月毎に更新も行われます。
月極駐車場の探し方も、賃貸マンションなどと同様とお考えください。
賃貸マンションやアパートを借りる場合、何件も内見を繰り返して、立地条件などを考慮したうえで選びますよね。
駐車場も同じです。
住んでいる住宅や職場などからある程度近くなくては利用もままなりませんし、また車上荒らしなどに遭わないためにも、周辺の治安などにも注意したいところです。

その他、駐車場を借りる際には車庫証明の有無についても確認が必要です。
駐車場として借りるスペースは、居住スペースに比べると猫の額ほどしかありませんが、そこに預ける車は大切な財産です。
空き状況や駐車料金だけで安易に選んでしまわないよう、ご注意ください。

地方の駐車場、都市部の駐車場

一人暮らし、或いは結婚などでアパートやマンションに住むことになった場合、賃貸物件を探すのと同時に駐車場探しも必要となります。
もちろん、自分の車をお持ちの方の場合ですが。
この駐車場探しも、地方か都市部かによって全く状況が変わってきます。

都市部の場合、まず駐車場を探す必要さえ無い方も多くいらっしゃるでしょう。
東京や大阪などは電車網が発達しているので、普段の移動手段はそちらの方が主になります。
車なんて持っていても、維持費に駐車料金にと負担が多くなるだけ・・・なんて考えもありますよね。
それでも、仕事の関係や個人的な趣味などで車を持っている人にとっては、やはり駐車場は必要になります。
都市部のアパートやマンションの多くは駐車場なんて完備されていません。
たまに、アパートから少し離れた土地に居住者専用の駐車場もあることがありますが。
しかし、そんな専用駐車場が無い、または駐車場が契約で埋まっている場合は、どこかの月極駐車場などを探すことになるでしょう。

さて、地方の場合ですが、地方のアパートやマンションには大抵建て物のすぐそばに専用駐車場が完備されています。
電車網が発達していない地方住まいの人にとって、車は生活必需品ですからね。
では、家賃に駐車場の料金も含まれているのかというと、残念ながらそういうわけでもありません。
都市部でアパートの家賃と駐車場の料金が必然的にそれぞれ必要となるように、例え地方であっても車を持たない人もいますから、駐車料金というものがあります。

とはいえ、さすがに料金は比べ物になりませんよ。
私が知るところでは、東京の住宅地の場合1台につき約1万~2万円で、1万以下のところを見つけられたらラッキーです。
対し、私の地元・・・これがまた田舎なのですが、1台につき約3~5千円という、この違い!
・・・もちろん、物価や最低賃金の違いなども関係していますけどね。